
FXとは「外国為替証拠金取引」(外国為替保証金取引ともいう)のことで、外国為替を取引する、つまり、 通貨を売買する取引の1つです。
FXで稼ぐポイントの1つは、為替差益を狙うことです。
いまやNHKのニュースでも毎日為替レートを発表していますが、この外国為替とは、円や米ドル、ユーロ、英ポンドなどの通貨を
互いに交換することです。そして、その時の交換比率を為替レートと呼びます。
為替レートは、各国の経済力や金利、政治動向、貿易収支などの要因によって日々変動しています。
たとえば、為替レートが1米ドル=100円ならば、1米ドル買うのに 100円必要です。ところが、1米ドル=80円ならば、80円あれば
1米ドルを買うことができるわけです。
このように円の価値が上がることを円高と呼んでいます。
逆に、1米ドル=120円になると、120円なければ1米ドルを買うことができません。これが円安で、円の価値が下がってしまうわけです。
1米ドル=100円の時に米ドルを買い、円安が進んで1米ドル=120円になった時に売ると、その差の20円が儲けになる。
これが「為替差益」です。逆に、1米ドル=80円で売ると20円の「為替差損」が出ますね。
このように、外貨を買う場合は購入時よりも円安になった時に売ることで、為替差益を手に入れられるのです。
スワップ金利もFXの特徴の1つです。スワップとは英語で「交換」という意味で、FXでいうスワップ金利とは2つの通貨の
金利差のことを意味します。ただし、スワップ金利は、日々更新されるため、毎日同じ額が得られるとは限りません。
また、FX会社によってもスワップ金利は異なります。取引する通貨国の祝日が続く場合には、スワップ金利がつかない場合が
あることも頭に入れておかなければなりません。
FXには通貨ペアというものがあります。例えば、株式市場には、新日鐵、トヨタ、キヤノンなどさまざまな銘柄がありますが、
同じように、株の銘柄にあたるものがFXの通貨ペアと考えられます。
ただ、通貨ペアは通常、2つの通貨を「/」で区切って表し、ここが株の銘柄とは違うところです。
たとえば、米ドル/円、ユーロ/米ドルといったものが通貨ペアで、この時、「/」の左側にくるものを基軸通貨、
右側に来るものを決済通貨といい、各通貨ペアでどちらが左に来るか、右に来るかは決まっています。
そして、「ある通貨ペアを買う」ということは、決済通貨を売って基軸通貨を買うことを意味するのです。
もし「米ドル/円」を買うといった場合、「円を売って米ドルを買う」ことを意味します。
各通貨ペアにはそれぞれ特徴があるので、最初はニュースなどでよく聞く米ドル/円の取引からスタートし、慣れてくれば、
さまざまな通貨ペアの取引にチャレンジするのがよいでしょう。
FXにかかるコストには、売買手数料とスプレッドがあります。このうち、売買手数料は、通貨を売買するたびにかかる手数料で、
FX会社によって異なるのですが、1米ドルあたり2〜8銭程度で、なかには無料というところもあります。
一方のスプレッドとは、通貨の売値と買値との差で、これもFX会社によって異なり、1米ドルあたり1〜5銭のところが多いようです。
つまり、売買手数料とスプレッドで、1米ドルあたり往復(買って売る)で 6〜26銭程度のコストとなるわけです。
しかし、外貨預金は往復で1〜2円かかることを考えると、いかに安いかがおわかりでしょう。低コストであるぶん、
収益チャンスが広がるというものです。
FX=外国為替証拠金取引は、その名のとおり通貨を「証拠金取引(保証金取引)」するもので、一定額を証拠金(保証金)、
つまり担保として預けることで、その何倍もの資金の取引ができる信用が与えられるシステムです。
このように、少ない資金で大きな額の取引ができることを「レバレッジ効果」といい、このレバレッジ効果で、元手の少ない人でも、
効率的に利益を得ることができるというものです。
たとえば、1米ドル=120円で1万米ドル買う場合、レバレッジ1倍なら120万円必要だが、レバレッジ10倍なら12万円で済むという考え方
その後、円安が進み、1米ドル=130円で利益確定した場合、どちらも10万円の為替差益が得られる。
とはいえ、120万円投資して10万円の利益を得るより、12万円投資して10万円の利益を得るほうが、はるかに効率はいいですね?
ただし、レバレッジを高くすると、少ない資金で大きな利益が得られる反面、相場が予想と反対に動いた場合には、
大きな損失が出る可能性もあります。レバレッジを何倍にするかは自分の投資経験を考え、慎重に決めなくてはなりません。
外貨預金や外貨MMFの取引は、一般的には、その金融機関の営業時間中しか購入も解約も受け付けてくれないところが多いものです
(ただしネット銀行には、 24時間受け付けてくれるところもある)。
しかし、外国為替自体は、土日や休日を除く1日24時間、世界中のどこかでマーケットが開いているのです。
つまり、日本の金融機関の営業時間外に、突発的な事件や事故が起きて、為替市場が大きく動く可能性もありうるのですが、
そんな時も営業時間中しか取引できないと、せっかくのチャンスを失う、あるいは損失を被る場合も出てきます。
でも、今やインターネットで24時間いつでも、リアルタイムのレートで取引することが可能になりました。
自分の都合に合わせて、ゆっくり取引を楽しむこともできる。これで儲けるチャンスを有効に生かすことができるのです。
FXの取引を始めるにはまず、FX会社に口座を開く必要があります。
口座開設方法はFX会社によって多少異なりますが、プロセスはほとんど同じです。株取引のためネット証券に口座を開設するプロセス
と同じような手順で、難しいものではありません。
■FX会社の口座開設申し込みページで各種規約が書かれた書類を読んで同意。
■FXの持つリスクについて理解しているか、質問に答える。
■その後、住所、氏名、銀行口座など必要事項を入力する。
■免許証、保険証など本人確認書類のコピーをFAX、メール、郵送などの方法でFX会社へ送付する。
■申し込みを受けたFX会社は、問題がないか審査。審査を通れば口座が開設され、ID、パスワードなどが郵送されてくる。
■その後はそのID、パスワードでログイン。自分の口座へ証拠金とするお金を入金し、取引開始となる。
「今が取引のチャンス!」と思っても、FXの口座を開設していなければ即座に取引することはできません。
通常、口座開設にお金はかからないし、口座維持手数料も特にかからないFX会社が多いので、チャンスを生かすためにも、
あらかじめ口座を開設しておくと便利です。
FX(外国為替証拠金取引)には、非取引所為替証拠金取引(非取引所取引)と、取引所為替証拠金取引(「くりっく365」)の
2種類があります。前者は、各FX会社と投資家が直接取引するものなのに対して、後者は、投資家が公設市場と取引するものです。
2つの取引タイプがある背景には、05年7月から為替証拠金取引が、金融庁の規制対象商品になったことがあるのです。
これによって、東京金融先物取引所に、外国為替証拠金取引の公設市場(取引所為替証拠金取引市場)が開設されました。
ちなみに、「くりっく365」は、取扱会社がどこであれ、同一通貨ならスワップポイントが同じで、しかも買いも売りも一本値です。
また、証拠金は取引所が分別して管理するため安全性が高いでしょう。
また、申告分離課税であり、税率は所得に関係なく20%。他の先物取引との損益通算が可能で、
損失は翌年から3年間にわたり繰越控除が受けられます。ただし、取扱通貨は7通貨ペアと少なめなのが苦しい(2008年4月1日現在)。
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